三行社説 2004. 4
4月30日 (金)  年金未払い問題

泥仕合となってきた各党議員の年金未払い問題。
ほとんどの方が「手違い」「思い違い」と強調されておられるが
本当にそうなのかと疑ってしまう。

民主党の代表が自民党議員の未納者を「未納3兄弟」と称すれば
今度はその代表に対し「お前もなー」と揶揄する。

こんなことで更に国会やら政治が空転することこそ
嘆かわしく腹立たしい。
別件で自己責任を声高に叫ぶ党の該当者は
国民の義務を怠った罰でバッチを外すなどの
「自己責任」を取られてはどうか。

マスコミがこぞって「実は新たな展開があり、この方も・・・」と
長い時間を割いて報道する意味も僕にはよく分からない。
ベタ記事でありスタジオのご意見番と言われる人たちのコメントも
同じ方向性ではないか。
どうせならその後の展開を追って展開スクープ出すまでは
一過性のニュースとしての扱いで十分だと僕は思う。

これからどういう展開になるのか、本当に全国会議員を対象に
調査できるのか分からないが、
それ以上に面白いと思うのは
既に政界を退き年金を貰っている元議員たちを調査することである。
現職でこれだけ未納者がいる訳だし
掘れば何か出てくると思う。
タブーなのかな。
そうしたことを追求することがマスコミの役割だと思う。


4月22日 (木)  イラクでの人質事件

事件発生後10日で解放。
3人、および他2名の安全が確保されて一段落。
とはいえ、この後味の悪さはなんなんだろう。
事件は円満に解決したが
その背景は1つとして解決したことがない。

解放された後もイラク残留を望んだ彼らのことを
僕はとやかく言う気はない。
覚悟を決めてイラク入りしたのだから
こだわる理由も分かる。

ただ3人が銃刀を突きつけられ脅されていたあの映像には
どうも納得がいかないのである。
茶番?
脅迫する側の人間の手に力の緩みがはっきりと見て取れる。
なんかおかしぞ。

自己責任を果たさせるということは
渡航費やメディカル・チェックに対し実費を払わせる
といったことではなく
本人に肉声で説明させることだと思う。

ウラで何があったのか。
この一件に関しては政府も家族もマスコミも
どうもおかしい。


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